看護学校からのお知らせ

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マスクはいつはずす?

 

マスクを着用して登下校することによる熱中症リスクを心配する声が高まっています。

文部科学省は22日に公表したマニュアルで「熱中症リスクが高ければ外す」ことを新たに呼びかけています。

そして、神戸市が新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた夏の熱中症予防対応指針を策定しましたね。 

熱中症は例年5月から出始め、7月下旬~8月上旬に増える傾向にあるので参考にしたいです。

 

「新しい生活様式」で感染防止の基本とされたマスク着用

夏場においては、体内に熱がこもりやすくなる上、加湿されて喉の渇きを感じにくくなります。また、長期間要請が続いた外出自粛で、体が気温の高さに適応できなかったり、水分を豊富に含む筋肉の量が減少したりして、熱中症リスクが高まる危険性が指摘されています。

 

また、熱中症患者が増えると医療体制の圧迫につながりますね。呼吸状態悪化や意識低下といった重症時の症状が新型コロナとも似ており、診察時に防護服が必要となるなど医療現場の負担増も想定されます。

 

①3密(密集、密接、密閉)の状況ではマスクを着用する一方、人との距離が2メートル以上取れる場合 

 は外し、意識的にそうした状況を作るようにしましょう。

 

②登下校時は傘を使用してマスクを外しても良いくらい人との距離を保ちつつ、直射日光を避けましょう。

 

③このほか、暑さに慣れるまでは入浴はうっすら汗をかく程度にとどめましょう。

 

④エアコンを使用する室内でもこまめな水分補給を心掛け30分に1~2分の定期的な換気を続けましょう。

 

⑤暑さ指数(WBGT)にも注意し、熱中症予防に努めましょう。