年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	2322	434	345	645	937	1406	2390	4428	2275	291

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	398	2.03	2.64	0.00%	69.11
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	241	5.48	8.94	3.73%	72.41
060050xx030xxx	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む。）　肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法（一連として）等　手術・処置等１なし	131	5.32	7.56	0.00%	74.53
040040xx99200x	肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１２あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	125	2.91	3.05	0.00%	73.25
060020xx04xxxx	胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術	92	7.11	7.76	0.00%	72.68

内科では臓器別に細分化された高度な専門的診療（消化管、肝臓、胆膵、血液、腎、膠原病、呼吸器、糖尿病、内分泌）体制としています。また各領域にまたがる総合的な視点を重視した診療および教育を行う事を目的として総合内科部を設置しています。
特色として、血液専門・指導医が在職しクリーンルームを複数有する当院では血液疾患が上位を占めております。平成28年度から呼吸器内科を新設し、呼吸器内視鏡的治療を積極的に行っており、呼吸器疾患の症例が増加しています。肝臓では、兵庫県の中播磨地区肝疾患専門医療機関に指定され、多くの医療機関からの紹介患者を受け入れています。また、地域医療支援病院として専門的な治療・検査を担っており、開業医の紹介によるもの、また健診結果等での消化器系の内視鏡検査、処置、手術は、年間約1万件になります。

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040090xxxxxxxx	急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他）	216	6.85	5.89	0.00%	1.99
060380xxxxx0xx	ウイルス性腸炎　手術・処置等２なし	132	4.82	5.70	0.00%	3.71
040100xxxxx00x	喘息　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	130	5.70	6.05	0.77%	2.94
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	117	3.01	7.33	0.85%	5.75
030270xxxxxxxx	上気道炎	98	4.27	4.79	1.02%	1.95

総合周産期母子医療センターとして、地域の小児科医、産婦人科医と連携し、小児救急などの急性疾患をはじめ、慢性疾患、高度新生児医療の対応を行っています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	132	3.42	4.59	0.00%	70.08
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等	126	5.23	6.07	0.00%	64.96
090010xx010xxx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等１なし	114	7.67	9.99	0.00%	61.17
060035xx010x1x	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等　手術・処置等１なし　定義副傷病あり	112	17.00	24.61	2.68%	72.37
090010xx02xxxx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	111	4.72	5.67	0.00%	58.08

食道・胃・大腸を中心に、肝臓・胆道・膵臓を含めた消化器外科、肺、縦隔、乳腺と多岐にわたる分野の診断から治療まで扱っています。Ｈ28年4月より呼吸器外科が開設され、地域がん診療連携拠点病院として手術、化学療法を一貫して行っています。ロボット支援手術を令和元年に肺がん、令和2年に食道・胃がんに対して導入しています。
女性で最も多い乳がんは、患者さんの関心も高まり患者数が増加。乳がんの診断を飛躍的に向上させるために、トモシンセシス機能を備えた最新乳房撮影装置を導入し、またステレオガイド下吸引式乳房組織生検を行っています。低侵襲で最新の医療を数多く提供しています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	94	17.86	20.14	97.87%	69.99
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む。）　人工関節再置換術等	82	21.16	22.44	69.51%	75.27
070343xx01x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　前方椎体固定等　手術・処置等２なし	79	17.66	20.05	40.51%	70.76
070343xx97x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　その他の手術あり　手術・処置等２なし	35	15.03	15.60	22.86%	71.34
070341xx020xxx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　頸部　脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　前方椎体固定等　手術・処置等１なし	35	17.43	19.52	60.00%	71.31

脊椎、股関節、膝関節の専門医による診療を中心に整形外科全般にわたって診療を行っています。脊椎では頚椎から腰椎にかけての全脊柱のあらゆる疾患(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、脊椎・脊髄腫瘍など)に対して診断・治療を行っています。人工股関節置換術においては、MIS（最小侵襲手術）を積極的に取り入れ小さな皮切での手術を行っています。膝関節に対しては主として人工膝関節置換を行っています。また地域がん診療連携拠点病院（高度型）として転移性骨腫瘍の治療も行っています。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１なし	47	3.34	3.94	0.00%	27.98
080180xx99xxxx	母斑、母斑症　手術なし	40	4.13	4.07	0.00%	5.43
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２なし	40	3.80	7.29	0.00%	70.48
080007xx97xxxx	皮膚の良性新生物　その他の手術あり	28	4.07	5.61	0.00%	57.11
160200xx02001x	顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。）　鼻骨骨折整復固定術等　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病あり	23	4.22	6.74	0.00%	30.09

形成外科認定施設として、ほぼ形成外科全般の疾患を対象に診療しています。皮膚の良性・悪性腫瘍切除術、高齢化に伴う眼瞼下垂の手術、などが多く行われています。各種レーザー治療について、Qスイッチルビーレーザー、Vビーム、CO2レーザー、ヤグレーザーの4種類のレーザー装置を設置し、太田母斑、赤あざ、シミ、ホクロ、イボの治療、レーザー脱毛を行っています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病なし　発症前Rankin Scale 0、1又は2	61	11.75	15.97	31.15%	69.51
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	50	8.66	10.14	20.00%	79.06
010060x2990411	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２４あり　定義副傷病１あり　発症前Rankin Scale 0、1又は2	29	13.52	17.76	44.83%	73.93
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	23	6.00	7.33	4.35%	69.39
010040x099000x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満）　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	23	15.57	19.58	82.61%	71.35

「脳・心臓血管センター」として24時間、365日常駐し、救急対応から病診・病病連携も重視しています。新生児から高齢者まで幅広く対応して治療を行い、脳卒中や脳の外傷、小児の脳血管障害、腫瘍、奇形、水頭症の治療に力を入れて取り組んでいます。また地域がん診療連携拠点病院として、悪性脳腫瘍に対して、手術、化学療法、放射線治療に加え、腫瘍治療電場（TTF）を行っています。
脳卒中では脳梗塞に対する血栓溶解療法（t-PA静注療法）、カテーテルを用いた血栓回収療法を迅速に行っています。また脳内出血、クモ膜下出血に対しては従来からの開頭手術だけでなく内視鏡手術や血管内手術も行っています。

心臓血管外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx02x1xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等　手術・処置等２１あり	13	19.31	19.15	0.00%	75.00
050080xx0101xx	弁膜症（連合弁膜症を含む。）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり	-	-	21.78	-	-
050163xx97x0xx	非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤　その他の手術あり　手術・処置等２なし	-	-	7.12	-	-
050050xx0101xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　心室瘤切除術（梗塞切除を含む。）　単独のもの等　手術・処置等１なし　手術・処置等２１あり	-	-	21.24	-	-
050050xx0111xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　心室瘤切除術（梗塞切除を含む。）　単独のもの等　手術・処置等１１,２あり　手術・処置等２１あり	-	-	26.75	-	-

「脳・心臓血管センター」の外科部門として機能しており、心臓血管外科治療（心臓弁膜症手術、虚血性心疾患手術、大動脈およびその他の血管手術など）を施行しています。

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x101xxxx	鼠径ヘルニア（15歳未満）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	54	2.33	2.78	0.00%	4.13
060150xx03xxxx	虫垂炎　虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	21	4.81	5.32	0.00%	11.57
140590xx97xxxx	停留精巣　手術あり	16	2.00	3.00	0.00%	3.00
060150xx99xxxx	虫垂炎　手術なし	15	5.73	7.93	0.00%	10.87
060170xx02xx0x	閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア　ヘルニア手術　腹壁瘢痕ヘルニア等　定義副傷病なし	15	1.93	7.05	0.00%	2.80

日本小児外科学会認定施設として、0～15歳(中学生)までの小児を対象として日常よくみられる虫垂炎、ヘルニアといった病気から生まれつきのものを中心とする新生児の外科的な症例を扱っています。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120260x001xxxx	分娩の異常（分娩時出血量2000ml未満）　子宮破裂手術等	94	8.05	9.37	0.00%	34.23
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮悪性腫瘍手術等　手術・処置等２なし	86	8.71	10.48	0.00%	57.24
120170x101xxxx	早産、切迫早産（妊娠週数34週未満）　子宮破裂手術等	66	27.65	36.67	0.00%	32.15
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　手術・処置等２なし	51	3.00	3.02	0.00%	42.53
120060xx02xxxx	子宮の良性腫瘍　腹腔鏡下腟式子宮全摘術等	45	5.31	5.98	0.00%	46.76

産婦人科では、産婦人科全領域（良性・悪性腫瘍、周産期医療、女性ヘルスケア、一般不妊治療）の診療を行っています。婦人科悪性疾患（子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌など）に対しての化学療法が、入院患者さんの上位を占めています。また、良性腫瘍に対し腹腔鏡や子宮鏡下手術の低侵襲手技を積極的に導入しています。
産科救急患者は周産期母子医療センターの使命として断らない方針を取っています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼	237	3.98	4.67	0.42%	75.80
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	131	3.09	2.63	0.00%	75.14
020200xx9710xx	黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１あり　手術・処置等２なし	34	4.74	5.80	0.00%	68.00
020160xx97xxx0	網膜剥離　手術あり　片眼	32	7.50	8.05	0.00%	51.75
020220xx97xxx0	緑内障　その他の手術あり　片眼	24	3.96	5.18	0.00%	69.50

眼科では網膜硝子体疾患の治療を専門としており、増殖性糖尿病網膜症、増殖性硝子体網膜症、黄斑円孔・黄斑上膜などの黄斑疾患、網膜剥離などの疾患に対して硝子体手術を積極的に施行しています。硝子体手術は全例小切開硝子体手術を施行し、より低侵襲な医療技術を提供しています。緑内障については、まずは薬物治療を行い、眼圧コントロールできない症例に対し積極的に手術を施行しています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030230xxxxxxxx	扁桃、アデノイドの慢性疾患	47	7.60	7.73	0.00%	24.45
030400xx99xxxx	前庭機能障害　手術なし	40	3.65	4.79	0.00%	61.38
030150xx97xxxx	耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍　手術あり	36	5.58	6.81	0.00%	58.72
03001xxx99x30x	頭頸部悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２３あり　定義副傷病なし	36	6.89	21.41	0.00%	63.94
030240xx01xx0x	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　扁桃周囲膿瘍切開術等　定義副傷病なし	34	6.62	8.15	0.00%	47.21

耳鼻咽喉科領域の疾患全般に対応しています。
慢性中耳炎（真珠腫性中耳炎）、慢性副鼻腔炎、慢性扁桃炎、声帯ポリープなどの一般的耳鼻咽喉科疾患の手術治療、および甲状腺腫瘍を含む頭頚部悪性腫瘍に対する手術を中心とした治療（化学療法、放射線療法を含む）を主体に行っています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１あり	216	2.00	2.45	0.00%	70.78
110070xx03x0xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２なし	145	6.66	6.85	0.00%	73.57
110080xx01xxxx	前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等	69	9.88	11.30	0.00%	67.29
110070xx03x20x	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２２あり　定義副傷病なし	59	6.22	6.66	0.00%	71.61
11012xxx02xx0x	上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　定義副傷病なし	57	4.89	5.29	1.75%	62.63

泌尿器科癌の手術が多数を占めますが、腹腔鏡手術やロボット支援手術を積極的に行うとともに、2020年に導入された強度変調放射線治療（IMRT）も実施しています。非浸潤性膀胱癌には経尿道的手術、浸潤性膀胱癌には膀胱全摘術を行っています。また、結石についてもESWL（体外衝撃波砕石装置）やレーザーを使用した経尿道的砕石術を行っており、低侵襲で最先端の医療を提供しています。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050070xx01x0xx	頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　手術・処置等２なし	247	4.13	4.65	0.00%	67.21
050050xx9910x0	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１１あり　手術・処置等２なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外	144	2.68	3.04	0.00%	71.31
050050xx0200xx	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１なし、１,２あり　手術・処置等２なし	82	4.59	4.26	0.00%	71.21
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１なし、１,３あり　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	73	7.84	9.89	2.74%	78.30
050130xx9900x0	心不全　手術なし　手術・処置等１なし　手術・処置等２なし　他の病院・診療所の病棟からの転院以外	37	11.92	17.54	2.70%	79.38

「脳・心臓血管センター」として地域医療に密着した患者さん本位の治療を提供することを目指し、緊密な連携を図って、24時間の救急医療体制をとっています。
対象疾患に対し、カテーテルを用いた血管内治療、不整脈アブレーション治療、植え込み型デバイス（ICD,CRT）等の高度・専門医療を行っています。

麻酔科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010310xx99x00x	脳の障害（その他）　手術なし　手術・処置等２なし　定義副傷病なし	44	9.55	9.93	0.00％	30.34
07034xxx99xx0x	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　手術なし　定義副傷病なし	14	8.79	11.89	0.00%	61.14
07034xxx97xxxx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　その他の手術あり	-	-	22.00	-	-
010111xxxxx0xx	遺伝性ニューロパチー　手術・処置等２なし	-	-	12.06	-	-
070343xx99x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	13.78	-	-

集中治療室(ICU)で、大手術の術後患者や院内のみならず院外からの重症患者も受け入れて24時間の管理を行っています。ペインクリニック外来では体のどこかに種々痛みのある方に神経ブロックなどの治療を行い、痛みのひどい方は入院治療をしています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症　手術・処置等１なし	10	10.20	13.5	0.00％	59.20
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	-	-	9.25	-	-
080190xxxxxxxx	脱毛症	-	-	3.34	-	-
180040xx99x0xx	手術・処置等の合併症　手術なし　手術・処置等２なし	-	-	9.82	-	-
080050xxxxxxxx	湿疹、皮膚炎群	-	-	10.63	-	-

対象疾患は特定の疾患に偏らず一般的な湿疹皮膚炎群、感染症から皮膚良性腫瘍、皮膚悪性腫瘍、膠原病、自己免疫性疾患（水疱症）に至るまで皮膚疾患全般を治療しています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	153	27	34	81	-	13	1	8,7
大腸癌	62	95	107	84	-	38	1	8,7
乳癌	119	92	28	18	-	26	1	8,7
肺癌	67	23	50	162	104	55	1	8,7
肝癌	24	24	22	15	-	188	1	8

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	72	12.64	76.94
重症	12	13.25	84.33
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	172	15.03	74.99	45.30%
その他	-	-	-	-

内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満等	363	0.11	1.09	0.00%	68.87
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	187	1.24	6.44	2.14%	69.97
K697-22	肝悪性腫瘍マイクロ波凝固法（一連として）　その他のもの等	134	1.10	3.50	0.75%	74.63
K6852	内視鏡的胆道結石除去術　その他のもの等	90	0.20	2.57	0.00%	72.62
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	77	1.03	4.17	1.30%	69.70

地域医療支援病院として、専門的な治療を受け持っており、開業医からの紹介により内視鏡的手術（大腸ポリープ、胆膵疾患）や肝細胞癌に対する肝悪性腫瘍マイクロ波凝固法が増加しています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術　仮死第１度のもの等	122	0.00	15.74	0.00%	0.00
K9132	新生児仮死蘇生術　仮死第２度のもの	-	-	-	-	-
K7151	腸重積症整復術　非観血的なもの等	-	-	-	-	-
K2762	網膜光凝固術　その他特殊なもの（一連につき）等	-	-	-	-	-
K7322	人工肛門閉鎖術（腸管切除を伴うもの）（その他）	-	-	-	-	-

当院は総合周産期母子医療センターに認定されており、院内での出産、また他院から搬送でこられる重症・軽症新生児仮死でＮＩＣＵに入院された患者さんに対し、新生児仮死蘇生術を行っています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	261	0.95	4.56	2.68%	65.80
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	120	2.49	12.18	1.67%	72.38
K4762	乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）	112	0.99	2.75	0.00%	58.35
K6335	ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	92	1.34	1.60	0.00%	70.54
K4763	乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）等	61	1.00	5.51	0.00%	61.36

胆嚢疾患では胆嚢摘出術が基本術式となりますが、胆嚢結石や総胆管結石に対し、術後回復が早い腹腔鏡下手術が主流となっております。次いで、地域がん診療連携拠点病院として乳癌に対する乳房部分切除術、大腸癌に対する腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術なども多く行っています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術　肩、股、膝等	183	2.05	16.45	84.70%	72.51
K1423	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　後方椎体固定等	84	1.19	16.13	44.05%	68.82
K1426	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　椎弓形成等	35	1.97	15.49	62.86%	72.34
K1422	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　後方又は後側方固定等	34	2.35	20.03	73.53%	75.32
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む。）　椎弓切除	33	1.00	13.61	24.24%	71.42

説関節・脊椎の専門外来を有しており、特に人工股関節置換術においては、MIS(最小侵襲手術)を積極的に取り入れ小さな皮切での手術を行っています。膝関節に対しては主として人工膝関節置換を行っています。また変形性膝・股関節症に対する手術以外に、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアに対する脊椎手術や、骨折による手術が多くなっています。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除等	33	0.18	2.48	0.00%	77.33
K0301	四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術　肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹等	31	0.90	2.19	0.00%	56.90
K0052	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径２センチメートル以上４センチメートル未満等	23	0.43	1.17	0.00%	37.00
K6261	リンパ節摘出術　長径３センチメートル未満等	18	0.06	2.00	0.00%	72.39
K0053	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径４センチメートル以上等	15	0.60	1.67	0.00%	38.87

リンパ節摘出術や、近年の高齢化による眼瞼下垂症、皮膚腫瘍の切除・摘出術が多くなっています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	49	0.08	7.67	18.37%	79.39
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの　等	28	4.11	14.71	7.14%	61.18
K1742	水頭症手術　シャント手術等	-	-	-	-	-
K178-4	経皮的脳血栓回収術	-	-	-	-	-
K1781	脳血管内手術　１箇所等	-	-	-	-	-

平成26年「脳・心臓血管センター」を開設し、外傷や非外傷性の慢性硬膜下血腫に対する洗浄術や、水頭症手術等を行っています。脳腫瘍摘出術も行っています。

心臓血管外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5606	大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）	12	2.42	19.33	0.0%	73.58
K5522	冠動脈、大動脈バイパス移植術　２吻合以上のもの等	11	5.91	20.18	0.0%	68.18
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）等	-	-	-	-	-
K6143	血管移植術、バイパス移植術（腹腔内動脈）等	-	-	-	-	-
K6147	血管移植術、バイパス移植術　その他の動脈等	-	-	-	-	-

安全に心臓大血管手術を行うため、麻酔集中治療医、循環器内科医、専門看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師、生理検査技師、栄養サポートチーム、口腔ケアチーム（歯科医、口腔衛生士）などによるチーム医療を行っています。

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	67	0.16	0.94	0.00%	3.81
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの	23	0.78	3.78	0.00%	11.48
K836	停留精巣固定術	17	0.00	1.00	0.00%	3.94
K6333	ヘルニア手術　臍ヘルニア	10	0.00	0.90	0.00%	2.80
K809-2	膀胱尿管逆流手術	-	-	-	-	-

小児外科専門施設として、日常よくみられるヘルニアや虫垂炎に対する手術を多く行っています。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8982	帝王切開術　選択帝王切開	139	6.49	5.99	0.00%	33.73
K8981	帝王切開術　緊急帝王切開等	132	5.53	6.60	0.00%	33.17
K877-2	腹腔鏡下腟式子宮全摘術等	73	1.00	3.97	0.00%	49.42
K879	子宮悪性腫瘍手術	57	1.05	8.32	0.00%	60.12
K8882	子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの等	54	1.00	3.94	0.00%	47.17

総合周産期母子医療センターに認定されており、兵庫県南西部における周産期医療の基幹施設として、多胎や様々な妊娠合併症を持たれたハイリスク患者さんに対する帝王切開術を多く行っています。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821	水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの等	370	0.02	2.64	0.27%	75.38
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術　網膜付着組織を含むもの等	89	0.10	4.63	2.25%	66.47
K2686	緑内障手術　水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術等	33	0.03	2.76	0.00%	76.73
K2682ｲ	緑内障手術　流出路再建術　眼内法等	14	0.00	4.00	0.00%	68.93
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術　その他のもの等	12	0.08	3.92	0.00%	76.92

網膜硝子体疾患の治療を専門としており、高齢化による白内障の手術依頼や、網膜症や緑内障を合併されたハイリスクな白内障手術も積極的に多く行っています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術　摘出等	41	0.95	5.98	0.00%	26.34
K6261	リンパ節摘出術　長径３センチメートル未満等	40	0.08	1.00	0.00%	69.88
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	30	0.33	4.97	0.00%	44.83
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術ＩＩＩ型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）等	28	1.04	3.89	0.00%	57.71
K4611	甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術　片葉のみの場合	16	1.00	4.63	0.00%	55.75

慢性副鼻腔炎、慢性扁桃炎、声帯ポリープなどの一般的耳鼻咽喉科疾患、直達鏡による喉頭腫瘍の手術を多く行っています。リンパ節摘出術も行っています。最近では甲状腺疾患の手術治療も精力的に行っています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの等	225	0.99	4.83	0.00%	73.03
K843-4	腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いるもの）	65	1.00	7.89	0.00%	67.86
K7811	経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの	59	1.08	3.07	1.69%	62.95
K841-21	経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術　ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの	48	1.00	4.19	0.00%	73.83
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	30	1.40	7.20	3.33%	69.37

非浸潤性膀胱癌には経尿道的手術、前立腺癌の患者さんに対してはロボット支援手術を行っています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5951	経皮的カテーテル心筋焼灼術　心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの	202	1.15	2.31	0.00%	69.25
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの等	71	3.00	4.31	1.41%	71.39
K5952	経皮的カテーテル心筋焼灼術　その他のもの	52	0.98	2.08	0.00%	59.10
K5972	ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合等	44	3.66	7.70	6.82%	80.57
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの	34	0.06	15.09	0.00%	68.50

「脳・心臓血管センター」の開設により、狭心症や心筋梗塞の患者さんに対し、経皮的冠動脈ステント留置術を多く行うとともに、不整脈治療など総合病院として総合的な治療を行っています。

麻酔科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K134-22	内視鏡下椎間板摘出（切除）術（後方摘出術）	13	1.00	8.08	0.00%	53.62
K1344	椎間板摘出術（経皮的髄核摘出術）	-	-	-	-	-
K134-4	椎間板内酵素注入療法	-	-	-	-	-
K029	筋肉内異物摘出術	-	-	-	-	-
K386	気管切開術	-	-	-	-	-

平成13年よりペインクリニック外来を開設し、年々患者数が増加しています。小侵襲の治療手技として、経皮的髄核摘出術を行っております。また、集中治療室（ICU）の担当科として、緊急手術も行っています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	17	0.11%
180010	敗血症	同一	21	0.14%
180010	敗血症	異なる	30	0.19%
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	49	0.32%
180040	手術・処置等の合併症	異なる	25	0.16%

令和４年度 姫路赤十字 病院指標

令和４年度姫路赤十字病院指標