新規半導体(SiPM)PET-CT装置 シーメンス社製 Biograph Visionについて

 全国10台目、姫路市内で初の半導体(SiPM)PET-CT装置(Biograph Vision)が今回新棟に新しく設置されました。


 日本ではがんの罹患率およびがん死が増加を続けており、その早期発見と治療効果判定に不可欠なPET検査の重要性が増しています。他方、今や検査精度はもちろんのこと、効率性あるいは被験者が感じる快適性の向上も求められる時代です。

 Biograph Visionは、これらの条件を満たすべく、半導体を用いたPET検出器での刷新による検出感度と空間分解能を高度化したPET-CT装置です。PET-CT装置とは、PETとCTが一体型になった装置で、一度の撮像で全身のPET画像とCT画像を得ることができます。PETのみの画像に比べ、病変の位置とその範囲がより正確に判別でき、CT画像の異常部位についての質的評価ができるなど診断能が向上します。当院に設置予定のBiograph Visionの特長としては、検出器部が半導体仕様で検出器幅が26cmと長く従来に比べて短時間で広い範囲の高画質な画像が得られるようになり、これまでは10mm程度の大きさが限界とされていた病変検出も、5mm程度まで検出できるとされるのが最大の強みです。ガントリー内径は78cmと広く、体格がおおきくてもゆったり感じられる設計で、検査台はリニアモーター駆動でなめらかに動くので、とても静かです。また、撮影範囲をミリ単位で決められるため、不必要な範囲を撮像する事もなく、被ばく低減にも配慮していきます。より多くの患者さんにこの優れた診断法を利用していただこうと考えています。

PET-CT検査ついて

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