災害救護・国際活動

「平成29年度大規模地震時医療活動訓練」に参加

平成29年7月29日(土)、「平成29年度大規模地震時医療活動訓練」に参加しました。

今回の訓練は、「7月28日正午に南海トラフによる大規模な地震が発生し、特に近畿地方(和歌山県、三重県、大阪府、兵庫県)で大きな被害を受けた」との想定で行われ、災害拠点病院を中心に傷病者の受入と被災地から被災地外に患者を広域的に搬送する(SCU)訓練が大規模でかつ広域的に行なわれました。

当院ではDMATの活動拠点として、当院の玄関前、エントランス、外来待合を使って午前8時から16時にかけて訓練が行われました。兵庫県外の西方面から応援に訪れたDMAT隊が次々に参集拠点となる山陽自動車道龍野西サービスエリアに参集した後、8チームが次々と当院に到着しました。DMAT本部の運営の応援や、被災病院調査派遣など、中・西播磨の各災害病院にDMAT隊の派遣がおこなわれました。

また、医療情報の収集では、衛星電話を使用し、災害対策本部(県庁災害対策本部)との活動調整や必要資機材の調達などの調整訓練が行われ、当院だけでは対応出来ない災害時の本部運営の応援体制の大切さを改めて感じる訓練となりました。

県外各地から参集したDMAT隊員

ドクターヘリでの搬送

トリアージエリア(黄)

トリアージエリア(赤)