Japanese Red Cross Coeirty
11月10日、11日の連日にわたり災害救護訓練に参加しました。
10日(火)は、「午前10時30分姫路市内で震度7の地震が発生し、駅前周辺で多数の傷病者が多数発生した。」との想定でJR姫路駅北にぎわい広場において負傷者の受け入れ、トリアージ(重症度の選別)して「重症者エリア」、差し迫った生命の危機は無いが治療を必要とする「中等症エリア」、自力で歩行し会話が出来る「軽症者エリア」のそれぞれに救護要員を配置し、重症者から順次迅速に病院に搬送できるよう負傷者の対応を実施しました。
翌11日(水)には、高砂市にある石油コンビナート施設で「地震が発生し、作業中の職員がタンクから転落し多数の負傷者が発生した。」との想定での訓練が行われ、同日も救護班要員と研修医が参加し負傷者受け入れ対応訓練を行いました。石油を扱う施設での被害を想定していますので、爆発などの多発で負傷者は火傷や骨折など重傷を負っている設定になっています。
当院からは2日間で延べ29名が参加協力し、災害時における赤十字の機動力と医療救護活動を一般市民の方々に見ていただく良い機会となりました。