Japanese Red Cross Coeirty
平素より多くのリウマチ・膠原病患者さんをご紹介いただき、また地域連携にご協力いただきありがとうございます。先生方が必要と感じたどのタイミングでも結構ですので、ご紹介をお願いします。特に、❶発症時の診断と初期治療、❷悪化時(難治性/再燃)の治療強化、は専門施設での対応が必要なケースが多いかと思います。関節リウマチ(RA)に関しては、もし安定期の維持療法にもご協力いただけるようでしたら、密に連携をとらせていただきますので紹介時にご一報ください。SLEや血管炎などのステロイド治療を要する膠原病に関しては、疑い例でも結構ですので、早めにご紹介ください。疾患の性質上、当院で維持療法まで診させていただきますが、合併症(糖尿病、高血圧など)や感冒の初期対応などを併診継続でお願いできましたら助かります。
理想のリウマチ・膠原病の地域連携とは、①すべての患者さんが適切な時期に適切な治療を受けられること、②特定の医師/医療機関に過剰な負担をかけない継続可能な体制であること、の2つを満たすことが必要条件と考えます。専門医が多いとは言えない中播磨・西播磨地域での理想の地域連携(RA)についてアンケート調査をもとに考察しましたので、よろしければご一読ください(関節リウマチ患者の紹介状況から考える理想の地域連携)。