放射線技術部

骨塩定量検査

骨塩定量検査とは

2018年9月より骨密度測定装置(ホロジック社製HorizonA)を更新いたしました。この装置はDXA法を用いた検査で、微弱な2種類のエネルギーのX線を照射し、骨による吸収差を利用して骨量を測定します。骨量を測定する検査では最も正確な検査法で、骨評価の新しい指標として注目されている海綿骨スコア(TBS)も解析可能です。また体組成(骨、筋肉、脂肪)を測定し解析結果を数値やカラーマップで表示することもできるようになりました。

骨粗鬆症の診断や治療効果の評価に用いられてきましたが、近年、サルコペニアやフレイルなど加齢による運動障害に対して骨や筋肉、脂肪の状態を評価・観察する目的、また術前術後の経過観察にも用いられるようになってきています。

検査部位に金属類やプラスティック類などがあると測定値に影響を及ぼすため更衣をしていただき、あおむけで検査をします。骨密度、体組成ともに検査をしても15分程度で終了します。