講習・研修会のご案内

禁煙教室のご案内

禁煙することでご自分の健康、愛する家族の健康が戻ってきます。

  1. 禁煙しようと思っている方
  2. 家族の喫煙に困っておられる方
  3. タバコの害について知りたい方
受  付:姫路赤十字病院
場  所:姫路赤十字病院 
日  時:第2火曜日 14:30~15:30
※2023年7月より再開します
電話番号:079-294-2251

※禁煙教室に参加ご希望のかたは、当日PET棟 多目的ホールへ直接お越し下さい。

禁煙治療Q&A

保険の適用になりますか?
2006年4月より、ニコチン依存症管理料が保険適用になりました。
治療にはニコチンパッチ(ニコチネルTTS)と内服(チャンピクス)による方法があります。
しかし、保険の適用には下記のような条件があります。

  1. 外来の患者さんに、12週間にわたり計5回の禁煙治療を行った場合
  2. ニコチン依存症にかかわるスクリーニングテストで、依存症と診断された場合
  3. 1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じた数(ブリクマン指数)が200以上であること
  4. 治療を行う病院は、施設内禁煙であること
ニコチン依存症スクリーニングテスト
自分が吸うつもりより多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
禁煙や本数を減らそうと試みてできなかったことがありましたか。
禁煙したり本数を減らそうとしたとき、タバコがほしくてたまらなくなることがありましたか。
禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
上記の症状を消すため、またタバコを吸い始めることがありましたか。
重い病気にかかり、タバコはよくないとわかっていて吸うことがありましたか。
タバコのため健康問題が起きているのがわかっていて吸うことがありましたか。
タバコのため精神的問題が起きているとわかっていて吸うことがありましたか。
自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。
判定
10点満点のうち5点以上の場合、ICD-10診断によるタバコ依存症である可能性が高い(約80%)ICD-10タバコ依存症の95%が5点以上を示す。ICD-10タバコ依存症でない喫煙者の81%が4点以下を示す。得点が高い者ほど禁煙成功の確率が低い傾向にある。
禁煙を始めてから時間ごとに得られる効果(米国肺協会資料)

20分

8時間

24時間

48時間

3週~3ヶ月

1~9ヶ月

5年

10年

 血圧が正常になる。

 血液中の酸素濃度が正常になる。

 心筋梗塞のリスクが減る。

 味覚、臭覚が回復し始める。

 循環機能が改善、歩行が楽になる。

 咳、疲労、息切れが改善する。

 肺がんのリスクが半分になる。

 肺がんのリスクが、非喫煙者と同程度になる。