院長徒然日記

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No.212 PET・コミュニティ棟が完成

 病院に新たにPET・コミュニティ棟が6月1日完成しました。棟は3階建てで、3階には多目的ホールや図書・情報コーナー、相談センターを設置、2階にはレストランと薬局が入り、1階にはPET-CT装置、MRI機器を設置しています。

 病院、特に基幹病院の役割は単に病気の治療だけでなく患者さんの生活全般を看ていくことが大切であると常に思っています。わたしたちの病院は新築移転してから20年を経ていますが、この間医療は急速に進歩、発展して来ました。時代の変化に相応して病院も変化していますが、市民のための設備が手狭になっていました。わたしの念願であった“市民に開かれた市民のための”多目的ホール、情報コーナーそして相談センターをこの度整備することが出来ました。さらには2階にレストランを設け、来院者の方々にアメニティー向上に貢献できると考えます。

 最近の診断機器の進歩は目覚しいものがあり、地域住民の方々に医学の進歩を身近で届けることもやはり基幹病院の役割と考えています。1階にはPET-CT装置さらにはMRI機器を設置し、これまで以上に精緻な画像診断が得られ、質の高い医療を提供できます。

 PET・コミュニティ棟の稼動に当たり、5月28日にはオープンセレモニー、6月1日夕刻には日本赤十字社本社より本部長をお迎えし記念講演会を開きました。どちらも多くの人たちに出席していただきたかったところですが、コロナ禍の中最小限の職員に集まっていただくのみとならざるを得ませんでした。残念ではありましたが、職員は新棟を地域の人たちとともに育てていく場であると心を一にすることが出来ました。

 早速多目的ホールは地域住民への新型コロナウイルスワクチン接種の場として利用しています。

2021年 6月 10日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三