院長徒然日記

院長徒然日記

No.223 希望あるヒントを頂く

 今年は誕生月を迎えると70歳を迎える年となりました。本屋さんにたくさん並んでいる本の中で「70歳が老化の分かれ道」の文字が意識するか意識しないかはともかく目に入ってくることが多くなりました。年をとり今後の人生を考えると、年を重ねることはいたし方ありませんが、いわゆる“老化”は防げるものならば防ぎたいと自然に思うようになりました。体力低下防止に関してはある意味対策が目に見える形ですのでやり易いかと考えます。前回の日記では体力低下を実感した内容を書きましたが、今では出来るだけ歩き、階段を利用するように心がけています。しかし脳の働きの低下にはこれといった対策がなく大変不安になります。そんな折ヤフージャパンに脳内科医加藤俊徳氏の取材記事が目に留まりました。ちなみに『THE21』2022年2月号より、内容を一部抜粋・編集したものであると注釈があり、本屋で見かけたら手に入れようと考えています。

内容を私なりに要約すると
○使われていない膨大な「潜在能力細胞」を目覚めさせることにより、人間の脳は、いくつになっても成長し続ける。
○使わない脳細胞から衰えていく。
○脳を使うと老廃物が蓄積し脳の老化の要因となり、老化防止には老廃物の排泄を促進する必要がある。
つまり脳の老化を食い止めるには、脳を働かせて脳の成長を止めないことと、老廃物を溜めない生活習慣が大切になるといえます。 脳を働かせるには『赤ちゃん』を見習い五感に刺激を与え続けることが大事である。身体を動かして直接人と会い情報交換・議論が必要である。もう一つ重要であるのはマンネリを打破する脳の使い方をすることです。常に変化を求め、変化を楽しむことが出来れば脳は動いており、成長する。老廃物を排泄するには質の良い睡眠をとることです。
 これを基にこれまでの自分を振り返ると、常に変化を求め今日よりは明日が、明日よりは明後日が良くなるように過ごし、楽しんできたつもりです。管理者となってからもこのことを職員にも求め続けてきました。脳の老化防止の希望あるヒントを頂いた気がします。果たして結果はどうなるでしょうか?
ただ言えることは何もしないでいると脳も身体も衰えていくことを忘れないように注意してください。

2022年 1月 17日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三