乳腺外科

宣告を受けられた方へ

今、あなたの心は動揺で揺れ動き、暗闇の中に放り出されたように感じているでしょう。 再発、転移、手術の傷、抗ガン剤の副作用など、悪い情報に苦しんでおられる方もおられます。
しかしまず落ち着いて、冷静な気持ちでこれを読んでみてください。 いま日本では1年間で約5万人の方が乳ガンに罹患されています。 しかし乳ガンでは早期で見つかった人、進行して見つかった人、すべて合わせても、8割が治ります。
乳ガンの方が書かれたブログを探してみてもたくさんの人が元気にがんばっておられます。 元気を出して、前を向いて、治療を始めましょう。

まず最初に

  1. 人のガンと、自分のガンがんは、全く違う
    近所で乳ガンをされた方がいる、家族で乳ガンの人がいる、そういった方は多いと思います。けれども乳ガンはたとえ家族であっても人によってまったく違います。発見された時期が違えば、治療法も違うことが当たり前です。自分のガンに、他人のガンの知識や経験は原則として通用しません。隣の乳ガン患者さんがホルモン剤をよく効くと説明を受けて飲んでいる。それを自分がもらって飲んでも効くとは限りません。
  2. どんなに勉強しても限界がある
    自分がガンになられてから、あわてて勉強を始めても、専門家にはなれません。書店に行けば、乳ガン関係の本だけでその数に驚かれるでしょう。そして医師にならなければ治療はできません。勉強ができるほどの冷静さがあるのなら、まず、専門医の意見を聞くことから始めてからもいいのではないでしょうか。
  3. サプリメントは主治医に相談してから
    サプリメントには治療の障害になる可能性があるものもあります。とくに抗がん剤を予定されている方では治療を始められなくなる場合もあります。まず主治医に相談してから使ってください。
  4. ここで紹介していることは、原則であり、簡略化されております。
    ある程度、全ての人に当てはまる原則に関してのみを掲載、分かりやすくするために簡略化しています。したがって、今後の治療方針や治療内容に関しては必ず主治医の話を聞いて判断する必要があります。