院長徒然日記

院長徒然日記

No.85 体調不良にて休業

『体調不良のため本日休みます。』と家内から病院総務へ電話を入れてもらいました。ふりかえると、2日前より喉に違和感あり、だるさも感じていました。午前中は病院内で幹部会議、入社面接を行い、昼には外での会合に参加しました。普段ですと一旦病院に戻り、夜7時ごろまで自室で仕事をしていますが、さすがにこの日は家に直行しました。夜はお酒の付き合いの約束がありましたが、これは丁重にお断りしました。次の朝喉の痛みは強くなっていましたが、ふつう通りに出勤して午前中の仕事を行い、途中耳鼻科の先生に診察をお願いし、処方をしていただきました。昼からは神戸三ノ宮での仕事と会議に出席しましたが、この会議の途中より発熱を自覚するようになり、終了するなりそそくさと家路につきました。

それからが大変で、声はつぶれ、せき込みが強くなり、会話もできず、熱もありさんざんな状況となりました。一夜を明かすも、症状はさらに悪化していて、改善どころではありませんでした。そこで文頭の電話を入れることになりました。そこからは薬を飲んで、ただただ眠ることだけでした。夕刻になると薬が効いたのでしょうか、症状は随分と和らいできました。夕食を食べ、体調も落ち着いてきましたので、夜8時から10時までの医師会の理事会に、前回欠席したこともあり、連続して欠席するのはまずいと思い出席しました。その後一夜を過ごし朝が来てみると、症状は多少残るものの体調はかなり改善しており、普段通り出勤し、病院内、病院外の仕事も続けることができました。結局一日のみの、正確には一日弱の休業となりました。いわゆる“夏風邪”の仕業によるものでした。

若いころから喉が弱く声をつぶすことが多く、常日頃から注意していました。そのこともあり体調には自分なりに注意をしてきていました。幸いにも大病をすることもなく、体調不良で仕事を休んだ記憶はほとんどありません。食あたりでゴルフをキャンセルしたことはありますが・・・。院長になり、3年と少しになりますが、出張等が重なり、その上に寝不足などが重なり、疲れることはありましたが、仕事を休むことはありませんでした。

体調不良とはいえ、一日病院を休んで寝込んでいると、いろいろなことが頭に浮かんできます。病院を代表して様々な会議に出席していることは、情報をじかに仕入れること、たとえ発言はしなくても場にいること自体が仕事、会議後の懇親会等での情報収集、意見交換等々、病院にとって重要なことであり可能な限り出席すべき事柄であると考えています。このこともあり、今回も外での会議等はどれ一つ欠席することはありませんでした。また病院内日々行っている事といえば、新聞、情報誌、ネット情報などに目を通し、医療の流れをつかみ、病院内の情報を収集し、当院の問題点を取り出し、対策等について頭の中で試行錯誤を繰り返すこと等が主な内容です。今回たった1日とはいえ現場を離れて思った事ですが、院長とは旗振り役であり、常に職員から見える位置に立つ事が大きな仕事で、院内に常に存在する事の意義であると考えさせられました。

2016年 7月 28日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三