院長徒然日記

院長徒然日記

No.77 別れそして出会いの季節
永年勤続の方
永年勤続の方
入社式
入社式
今年も別れそして出会いの季節がやってきました。

3月末になると、病院を移動される方が実にたくさんおられます。病院では若い女性職員が多いため、家庭の事情により、また大学医局から派遣されている医師は、医局人事で異動される方が多くおられます。
そんな中、今年定年退職される方は3名です。例年数名の方が、長年勤められ定年を迎え退職されます。わたしは、気がついてみるといまの病院へ務めるようになりこの3月で丸28年になりました。勤め始めた頃は、年が若かったこと、また付き合いも浅かったこともあり、定年退職される職員にさほど気をとめることはありませんでした。ところが年を経るとともに色々な職員と仕事上や個人的に付き合いを重ねることになります。
病院での仕事は、当たり前のことですが、医師仲間だけでは何もできません。職種だけでも看護師始め、薬剤師、検査技師等々多くの方にお世話になって初めて物事を進めていくことができます。それぞれの人の考え方、性格など基本的なことを知っておくと仕事がはかどりよく行えます。病院内での立場も外科部長、副院長、院長になるに従い、診療以外での関わりも当然増えてきます。当然アフター5の付き合いもあり、親密度が深まります。

定年を迎えるまで仕事をされたことは、病院にとって必要とされていたからに他ありません。定年と言っても、最近は以前と比較して体力・気力的にはまだまだ若く、仕事を続けてもらいたい思いでいっぱいであり、残されるものにとって何となく寂しいものです。但しこちら側の一方的な思いであり、定年を迎えられた方には、これからの人生を楽しんで頂きたいと思います。

別れもあれば新たな出会いもあります。4月になると、多くの職員が新たに入職されます。新社会人、異動等で入職される方達で、今年は99名でした。例年100人前後の方を新たに迎えています。この方達には病院、各部署に、そして社会生活に早く慣れていただくことを願っています。特に新社会人になられる人には、社会と触れ合う最初の職場であり、スタートとなります。希望、期待もある半面、不安もあるかと思います。迎える側にとっても同様ですが、それ以上に、特に管理者にとっては、一人一人がどの様に成長していくのか楽しみです。できれば皆が順調に育ってもらい、この人たちの中に、病院の未来を背負ってくれる人材がいると思えば、たのもしい期待でふくらむ時期です。
もう一つ出会いがあります。看護専門学校を併設していますので、学生が44名入学してくださいました。3年間看護師を目指して技術、知識など看護の基本を習得されます。目的をしっかりと持った若者を近くに見ると楽しくなってきます。

2016年 4月 7日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三