院長徒然日記

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No.67 職員旅行
北原白秋の故郷・柳川は白秋祭を控えていました
北原白秋の故郷・柳川は白秋祭を控えていました
10月最後の週末、一泊二日の社員旅行に参加しました。

今年の当院の社員旅行は、一泊二日の雲仙温泉コース、ディズニーリゾートコースと日帰りのユニバーサルスタジオジャパン、讃岐うどん作りコースの4パターンがあり、職員の希望によりどれかを選ぶものでした。
担当の職員が知恵を絞り出して、職員が喜んで参加してくれるコースを選定してくれており、毎年すばらしいものを提供していただいています。

わたしは一泊二日の雲仙温泉コースを選びましたが、このコースは今回3班あり、最後の班でした。雲仙温泉コースのテーマは柳川でうなぎのせいろ蒸しを食べ、柳川川下りを楽しみ、そして雲仙温泉での地獄めぐり、旅館で温泉に浸かり、食事・宴会、そして一泊、翌日は有明海での野生イルカウオッチング、皿うどんを食べて姫路へ帰るといったものでした。若い職員と楽しい一時を過ごすことができました。
ここ数年日程が許す限り職員旅行、それも一泊二日のコースに参加しています。院長業務でなかなか時間を取ることができない中、職員旅行はある意味業務の一つかもしれませんが、少なくとも日常を忘れてリラクゼーションでき、楽しみにしようとしている行事の一つです。

病院は労働集約型と言われており、様々な職種の方が働いておられ、しかも女性が多く、若い年齢層の方が多くを占めています。
わたしも職員の中で最高齢者になり、日頃世代の違いをひしひしと感じています。普段は幹部職員と意見交換・接することが多く、若い職員の行動等は彼らを通して情報を得ているのが実情です。現場で働いておられる若者と直接話をし、意見を聞きたいと思い様々な試みはしていますが、実際はなかなか困難です。しかし旅行で2日間行動を共にすると、仲間同士の日常会話、行動、興味を示すもの、等々直接観察・見聞きし、肌で感じることができ、ある種楽しい時間を過ごすことができます。

職員旅行は金融危機や東日本大震災で縮小される傾向にありましたが、新聞等によると最近では再び社内行事も含めて盛り返してきているようです。経営者側の目的はコミュニケーションの活性化、チームビルディングとかを謳っています。確かにその意味合いはあるとは思いますが、職員旅行を数年続けたからと言って目的が簡単に達成されるとは思われません。わたしたちの病院でも参加者は年々増加傾向にあります。これを持続することが重要であり、職員間で意見交流を深め、顔の見える関係・考えのわかる関係が出来上がり、徐々にチームが形成されれば理想的であると考えます。働きやすい環境が整えば、職員に利益があるばかりでなく、最も重要である患者さんにとって質の良い医療を提供できることにつながると考えています。

わたしにとって仕事を離れてリラックスできる日はまだ遠いようです・・・・

2015年 11月 12日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三