院長徒然日記

院長徒然日記

No.50 ゴルフと私
写真はイメージです
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春がすぐそこにやってきました。ゴルフの時期が到来し、気持ちがわくわくしてきます。しかし院長職に就いてから私の数少ない楽しみであるゴルフに出かけることがめっきり少なくなりました。ゴルフに行ったつもりでパソコンに向かいながら「私にとってゴルフは何か?」を考えてみたいと思います。
研修医1年目のある日の土曜日、外科の先輩に「今日午後ゴルフに行くから。クラブは貸すから。ボールなどはゴルフ場で買えばよい。これは付き合いだから。」と言われ、ゴルフが始まりました。それ以来36年続いています。

ゴルフの意義を理屈っぽく唱えるなら、①体力維持、②趣味・娯楽、③人とのコミュニケーション、④向上心の醸成、⑤仕事上の付き合いに分類することができると思います。体力維持に関しては高齢者の方には確かに意味があると思います。コースは7~8kmあると思いますが、体力に合わせて歩くことは大切と考えます。ただ私(62歳)の場合まだあまり意味はないと思っています。趣味・娯楽に関しては大いに意義があります。自然の空気を吸いながら野山を歩き回ることは、日常のストレスを発散するには極めてよい環境と考えます。

次に人とのコミュニケーションに関して、ゴルフは他のスポーツとは違った面を持っています。気心の知れた医師仲間とすることが多いのですが、時には仕事上付き合いのある医師・医療関係とは異なる職業の方とご一緒することがあります。コースを回るときは、昼食を含めると5~6時間ほど一緒の時を過ごします。仕事上では見えない互いの一面を知ることになります。当然自分自身もさらけ出すことになります。コース上に立てば練習量(私はコースが練習ですが)やその日の体調、精神状態など、あるがままの自分が表れます。たとえ万全の態勢であっても思い通りのプレーはできません。その場その場の状況に応じて、また経験も加味して自分自身で判断し対処することを繰り返しながら18ホールを回り、これらの結果がスコアとなります。こうした時間を過ごす中で多様な考え方や対処法に接することができ、自然とコミュニケーションを深めることになります。さらに面白いことに、年齢、性別に関係なく、上手な人、上手くない人に関係なくだれもが「もっと上手になろう」と全力でボールを打っている姿には、大げさにいえば感銘を受けます。

最後に最も重要な意義は仕事上の付き合いでゴルフをしていることです。このために大事な休日をゴルフに費やしているのです。(妻に対する大義名分・・・) 今回は私の独りよがりなゴルフの意義を書かせていただきました。2ヶ月に1~2度の私の休日の過ごし方の一面を見ていただければと思います。

2015年 3月 3日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三