院長徒然日記

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No.196 姫路青年会議所よりの贈りもの

 先日姫路青年会議所より、新型コロナウイルス感染症の拡大の中、姫路市民の生命を守るため最前線で診療にあたっている医療従事者に感謝の気持ちを伝える贈りものを頂きました。そのメイン会場として姫路赤十字病院エントランスプラザでイベントが行われました。
「Circle of Hope~感謝で広がる希望の輪~」を企画され、この贈呈式とモニュメントのライトアップそして市内各所での打ち上げ花火が催されました。会議所の方々は、クラスターを発生させないように人が集まりすぎないよう密な状態を避け、さまざまな配慮のもと、計画を実行に移されていました。

事業趣旨を姫路青年会議所ホームページより引用しました。(https://www.himejijc.or.jp/announce/8gatujigyou.html )
 「現在社会は人口減少や少子高齢化の影響で社会の推進力低下が叫ばれていました。新型コロナウイルスの感染拡大で、経済活動や運動、活動が中止となり、まちの英気が薄れ本来感謝すべき医療従事者に差別が行われる等、人々の心が疲弊しています。 今こそ我々青年経済人が3密を避けつつも「コロナに負けない!」と、まちの思いをひとつにする運動をすることが必要と考えます。市民が医療従事者への感謝と、自分自身やまちにエールを送り、その思いが集まり希望のモニュメントとして形を成します。市民がエールを送り合い、励ましあうことで国難でも助け合えることを実感し、自分たちのまちを誇りに思い、幸せを感じることができます。 公益社団法人姫路青年会議所が、産官学民とともに新型コロナウイルスの感染拡大による社会課題に積極的に取り組み、市民と心をひとつにした運動をすることで現在の難局を乗り越える希望が生み出され、まちの活力が高まります。」
 わたしたち医療従事者に気を使ってくださり、イベントそして市民からのありがたい心のこもったメッセージありがとうございます。何より私たちも市民と一体であることを実感し、モチベーションがあがります。 新型コロナは人類にとって未知なものです。そのため恐怖感は誰しも抱き、対処法もわからない状態でした。このため誹謗中傷などもありました。しかし私たちは次第に知識を得つつあります。市民の方も理性ある行動へと変わりました。わたしたち医療職は現時点で得られている知識を正確に理解し、考えうる対応策を行い、住民に今までどおりの医療を提供し、感染症の治療も並行して行うことにより、患者さんそして職員の命を守り、安心を届ける行動に勤めています。皆様とともに“ウイルスにかからない、ウイルスをうつさない”行動を心がけましょう。コロナとの闘いはまだまだ続くものと考えます。姫路青年会議所の趣旨に沿って、市民と医療従事者が協働してコロナ禍を克服する日が来ることを願います。

2020年 9月 23日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三