院長徒然日記

院長徒然日記

No.177 久しぶりの東京タワー
増上寺回廊から
増上寺回廊から
先日本社で院長の会合がありました。前の日は別の会議が東京でありましたので、前泊することになりました。院長の会合は午後1時からですので、午前中は自由な時間を持つことができました。 東京の前日の夜は寒波と雨で大変でしたが、この日は打って変わって雲一つなく青く晴れ渡り、気持ちの良い朝でした。東京本社で会合があるとき時間的余裕がれば増上寺の大殿で時を過ごすことにしていますが、今回も同様に大殿内の椅子に座って、しばらく様々なことを冥想していましたが、西側の小出入り口が開いていることにふと気付きました。そこを通って回廊に出て大殿の裏側から見上げると冬の木々の中に雲ひとつない青空を背に鮮やかな朱色の東京タワーが目の前に現れました。今回会議まで余裕もあり、47‐8年前に東京タワーから見まわした風景を思い出し、今の東京はどのように変化しているかこの目で眺めてみたいとの思いに駆られ、タワーに上ることにしました。

早足に歩いて15分もすればタワーのふもとに着きます。麓から見上げると昔と同じくとても大きく感じられました。メインデッキに登るには待ち時間が長いのかなと心配していましたが、意外とすんなりエレベーターに乗ることができました。メインデッキに到着し、すぐに目に入ってきたのは昔とはすっかり様変わりした東京都内の風景、特に建物の姿で、また街がきれいになったと感じ取りました。その景色の中から一番に捜したのは富士山でした。昔タワーに上ったのは2月で、この時も晴れ渡っており、冠雪した富士山を見た記憶があります。ビルに邪魔されずに今でも見ることが出来るかと心配しましたが、今回も晴れ渡った青空をバックに真白く冠雪した美しい富士山を眺めることが出来、昔の想いがよみがえり感激しました。
その後は眼下の風景を眺めますが、iPadのGoogle Mapを参考に、あの建物、この建物を確認して30分ほど時間を費やしましたが、あっという間の楽しい時間でした。

自分を振り返ってみますと、「24時間働けますか?」の時代に生きてきて仕事一筋の人生でした。今回ほんのひと時ではありましたが、若い時訪れた場所を再び訪れ、記憶をよみがえらせることは、心がリフレッシュされ、すがすがしい気持ちにさせてくれました。これからも時間が許せば積極的にこのような経験をしてみたいと思いました

2019年 12月 5日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三