院長徒然日記

院長徒然日記

No.176 赤十字を愛してくださる人


つい最近赤十字病院や、赤十字活動を心から愛してくださってるのだなと実感させられるちょっとした出来事が二つほどありましたので紹介します。
わたしたちの病院には病院ボランティアがあり、現在案内部門、衛生材料部門、園芸部門、小児科部門があり、40名のボランティアの方々が参加してくださっています。病院規模からしても大変多くの方が参加してくださり、何よりも心から赤十字病院を愛してくださっていることにありがたく思います。
病院に来られる患者さん、家族はいろいろな不安を持たれています。わたしたち医療者も不安を取り除くよう様々な配慮を志しています。しかしボランティア活動されている姿を見ると、不安な気持ちをわたしたち職員とは異なった面からやさしく癒してくださっているのも確かです。
この方たちに感謝をこめて11月7日にボランティア活動を長く活動した方に表彰状伝達をとり行うとともに、交流会を催しました。わたしが感謝の言葉をかけた後に、表彰を受けられた方が、「赤十字病院で活動させてもらい有り難う。赤十字が好きなんです。元気なうちは活動させてください。」と話されて大変感動しました。
病院ボランティア活動を言葉で表すことは簡単ですが、実践することは大変であろうと思います。ましてや長きにわたって持続することはさらに大変であろうと頭の下がる思いです。健康でいつまでも続けていただくよう願います。

もう一つは11月10日に姫路市総合防災訓練・姫路市国民保護訓練での出来事でした。訓練には行政、自衛隊、各種団体、各種企業、各地区からの住民、そして防災に関わる医療機関からも多くの人が集まっていました。わたしたちの病院も赤十字活動の一環として、また災害拠点病院の一員として参加し、各種団体と協力し実戦さながらに防災訓練に取り組みました。 訓練が終了し、当院職員のもとに行き労っていた時です。母親とともに4歳ぐらいの男の子がわたしの元にやってこられました。わたしたちは背に赤十字のマークのついた赤い救護服を纏っていますので赤十字病院と気が付いたのでしょう。「この子、理由はわからないけど赤十字の大ファンなんです。帽子に赤十字のマークをいつも付けているんですよ。一緒に写真を撮ってもよろしいですか?」当然写真を撮り、さらに抱っこして写真を撮ると、はにかんでペコリと頭を下げていました。微笑ましい光景でした。

2019年 11月 22日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三