院長徒然日記

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No.16 赤十字有功賞贈呈式
▲兵庫県公館にて
▲兵庫県公館にて

 台風30号で甚大な被害を受けたフィリピンのレイテ島で、被災者の支援が本格化しています。日本政府は1000万ドル無償資金協力、自衛隊最大1000人規模の派遣を検討しています。

 そのような中日本赤十字社は、国際赤十字・新赤月社連盟からERU(緊急対応ユニット)出動の要請があり、11月13日先遣隊が成田から出発しました。先遣隊は現地赤十字や他の機関と情報共有しながら、ERUの設置場所を決定します。これに他国赤十字社のメンバーも加わり、本格的な活動を開始することになります。

 日本赤十字社では、国の内外において赤十字の理想とする人道的任務を達成することを目的に国内災害救護、国際活動、血液事業、救護法普及支援事業、青少年赤十字活動、地域赤十字奉仕団活動など様々な活動を行っています。これらの活動を行うためには活動資金が必要であります。赤十字の活動をご理解いただき、毎年一定の事業資金を納めていただく方を「社員」とさせていただいています。その他義援金、寄付などを戴き活動資金としています。

 平成25年兵庫県赤十字有功章等贈呈式が先日11月12日に執り行われ、その式典に参加する機会がありました。赤十字有功章等贈呈式では、赤十字活動に理解を戴き、永年に渡り赤十字奉仕活動に従事した者、高額な社資の拠出者・寄付者、及び献血に貢献した者などを対象に記章、感謝状、表彰状などが授与されます。この度は個人458人、団体等41に対して、日本赤十字社、日本赤十字社社長、厚生労働大臣、兵庫県支部長より授与されました。

 このような式典に参加させていただいたことは私にとって初めての経験でした。実に多くの方が人道に基づく赤十字活動に理解を示され、若い青少年から、高齢の方まで大勢の人々に赤十字の活動が支えられている実感を得るとともに、感動の気持ちでいっぱいになりました。特に青少年赤十字活動で表彰された中学生、赤十字活動推進ポスターコンクールで表彰された中学生たちが、厳かな式典の中で嬉しさを満面に表す姿は印象的でした。

 式典を締めくくりにあたり、兵庫県の赤十字活動を紹介するため、当院の看護師津田香都さんが講師となり、「フィリピン医療支援事業 ~フィリピンオーロラ州ディラサグ群~」の演題名で講演されました。内容に関しては以前No14回の院長の徒然日記で紹介したものと同じでした。国際活動をされた姫路赤十字病院職員の講演を聞くことができ、私たちの病院も赤十字社の職員として活動に参加していることに誇りに思うとともに、本日受賞をされた方々や、日頃赤十字活動に理解を示されている方々の支援があって初めてできる活動であり、感謝しています。


2013年 11月 20日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三