院長徒然日記

院長徒然日記

No.151 忘年会真只中
職員旅行(北海道)
職員旅行(北海道)
12月に入ると忘年会があちらこちらで行われています。気心の知れた友人たち、サークル仲間、そして職場仲間たちといろいろな人たちが集まってパーティーを開いています。わたしたちの病院でも例外ではありません。職員の数が多いため、各部署に分かれて行われています。わたしも立場上多くの忘年会に出席していますが、その会の性格は、病院長の立場として他施設の人が集まる会に出席するものと職場仲間が集まる会に出席するものに大きく分かれます。どちらも時間と体力が許す限り喜んで出席しています。前者は仕事として、後者は働く仲間とコミュニケーションを深めるためですが、やはり後者がより楽しい時間となります。

ところで「今時の若者は、職場の忘年会とか社員旅行なんて嫌いで集まりが悪い」と上司が嘆いていることを耳にします。はたしてそうでしょうか。友達仲間での忘年会なら進んで参加するでしょうし、旅行にも出かけると思います。上司が嘆くように、実際に集まりが悪いのであれば、彼らに問題があるのではなく、職場に魅力がないと考えるのが正しいのではと解釈すべきと思っています。職場の仲間と共に組織をよくしたいと思える環境ならば、意識を共感することに喜びを見出すのが自然であろうと思います。普段気軽に話ができない上司ともコミュニケーションができると思えば若い職員も積極的に出席するのではと考えます。 職員に対して「働きたい病院づくり」を目標の一つに掲げて病院運営しています。職場環境がよければ、患者さんへ安全・安心の医療が提供でき、患者さんにとっても職員にとっても喜びにつながります。地域から選ばれる病院となります。忘年会のような職員仲間の集まりにどれだけ参加しているかを知ることは、職場環境をはかる上でとても重要なバロメーターの一つと考えています。全職員が対象の年間行事の大きなものとして、新入職員の歓迎懇親会、職員旅行があります。病院という性格上、一同が会することは困難であるのですが、今年歓迎懇親会には職員約1300名中877名が、旅行には家族も含めると1180名の方が参加して下さいました。しかも参加者は年々増加傾向にあります。管理者として感謝しています。

理屈っぽく書きましたが、多くの職員、特に若い職員の職場では見られない行動や考え方を、アルコールが少し入っていることもあり、正直に表現してくれ、その仲間に入れてもらえることは内心嬉しいものです。とにかく職員との忘年会は、年を締めくくる楽しい行事であり、今後も盛んにしてほしいし、わたしも体力のある限り参加し続けます。

2018年 12月 18日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三