院長徒然日記

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No.94 貝原俊民『美しい兵庫づくり賞』受賞
兵庫県前知事 貝原俊民氏は、一昨年不幸な事故死をされました。多くの県民が悲しい記憶として心に刻んでいることと思います。その貝原氏が目指した「美しい兵庫」の実現に向けて、活動を行い、今後も一層の活躍が期待される個人または団体に授与される賞を2個人2団体が授与されました。そのうちの一人として、当院職員が選ばれました。わたしたちの病院にとって名誉なことであり、わがこととして喜びたいと思います。11月21日(月)にその授賞式に参列いたしました。

賞の趣意について式典の式次第より抜粋して載せます。

≪貝原氏は知事として、また知事退任後もライフワークとして以下のことに取り組まれてきた。

  1. 成長から成熟へ転換する時代背景のもと、県民の自由な発想による県民運動を基軸に「こころ豊かな兵庫」をめざした県政を推進し、生活創造を基調とする「美しい兵庫」、「自由で調和ある自律社会」の実現に取り組まれた。
  2. 阪神・淡路大震災からの「創造的復興」を推進し、震災の経験と教訓を生かし日頃から減災の取り組みを進め、災害後の復旧復興の道筋を準備する「災害文化」をひろめ、防災減災社会の構築を進められた。
  3. 地方自治の第一人者として活躍し、官主導中央集権体制から民自律地方分権体制へ構造改革を先導するとともに、地域課題の調査研究・提言や若手研究者への支援など 生涯、地方自治の発展振興に尽力された。

こうした氏の生き様に沿って、活躍し、地域社会に貢献することが期待される個人または団体を対象に賞を贈呈します。≫

式典が終わり懇親会に移り、職員の受賞に対して、病院を代表してのお礼の言葉をそのまま載せます。

≪この度は、第1回「貝原俊民(かいはらとしたみ)美しい兵庫づくり賞」という大変名誉ある賞を、当院職員がいただいたうえ、私をはじめ赤十字関係者をお招きにあずかり、深く感謝しております。 彼女は赤十字の一員として、日本国内では 平成7年まさにここ阪神淡路大震災を皮切りに、災害時の医療救護に携わるとともに、平素から医療救護班の訓練等尽力してまいりました。
平成11年よりは、世界各国での災害や、紛争で発生した難民などの救援のため、兵庫の看護師を代表して、人道的な救護活動、復興支援活動を長年行ってきました。病院としてもこのような活動に参加することは責務であり、応援をしております。つい最近ではヨルダンより帰国したばかりです。この豊かな経験を生かし、平素から後進の育成をするとともに、これからを担う若い世代を中心に世界で起こっている紛争・災害の現状、そこで助け合いながら生きている人々の様子を伝えております。
今後も、このような活動を通じて地域社会に貢献してくれることを期待しております。このたびは大変すばらしい賞を職員に与えて下さいまして誠にありがとうございます。≫

2016年 11月 28日 姫路赤十字病院 院長 佐藤 四三